ゾピクロン(メトローム/アモバン)について
メトロームは日本ジェネリック、トーワ、サワイなどから販売されている睡眠薬です。
メトロームの主成分はゾピクロン、商品名はメトローム錠7.5㎎です。
ゾピクロンは非ベンゾジアゼピン系のシクロピロロン系睡眠薬であり、睡眠薬としては超短期型になります。
非ベンゾジアゼピン系ですので、以前のベンゾジアゼピン系睡眠薬に比べて依存性は軽減されているとされています。
またベンゾジアゼピン系の睡眠薬に特有の抗不安作用、筋弛緩作用などの副作用が比較的弱いといわれています。
とはいっても、「副作用が軽減されている」というだけで、実際には副作用はあります。
とくに多量、長期の使用などを繰り返していれば副作用があらわれやすいそうですので、くれぐれも使用には注意が必要です。
睡眠薬としては超短期型となります。
危険ですので、服用のタイミングは間違わないようにしましょう。
なお、当然のことながら他の薬剤やアルコールとの併用はやめましょう。
また、依存やけいれん、不安症状などが感じられた場合は服用をすぐにやめて、お医者さんに相談しましょう。危険です。
メモ
メトロームの主成分ゾピクロンを開発したのはフランス国有企業ローヌ・プーラン社です。
フランスでは1987年から販売されています。
日本では1989年にアモバンの商品名で発売され、吉富製薬と中外製薬がローヌ・プーラン社と提携して販売していました。
なお、2015年時点ではサノフィ・サンテラボが製造し、日医工が販売しています。
副作用としては、長期使用による依存症、急激な使用量の変更にともなう離脱症状とのことです。睡眠薬全般にいえることですが、危険ですので勝手な使用はやめ、しっかり医師の指導の下で利用するようにしましょう。