睡眠薬の種類と強さを一覧表にしてみた~クロルプロマジン換算表(CP換算表)

睡眠薬の種類と強さを一覧表にしてみた~クロルプロマジン換算表(CP換算表)

 

睡眠薬の強さはクロルプロマジン換算(CP換算)によって表されます。

これを示したのが以下の表になります。

 

睡眠薬の強さを種類ごとに表したクロルプロマジン換算表(CP換算表)

ブロムワレリル尿素 ブロバリン 500
アモバルビタール イソミタール 50
ペントバルビタール ラボナ 50
クアゼパム ドラール 15
フェノバルビタール フェノバール 15
ゾルピデム マイスリー 10
ゾピクロン アモバン 7.5
ニトラゼパム ベンザリン/ネルボン 5
ニメタゼパム エリミン 5
ハロキサゾラム ソメリン 5
エスタゾラム ユーロジン 2
リルマザホン リスミー 2
フルニトラゼパム ロヒプノール/サイレース 1
ロルメタゼパム エバミール/ロラメット 1
トリアゾラム ハルシオン 0.25
ブロチゾラム レンドルミン 0.25

 

公益社団法人神経研究所附属晴和病院 稲垣中、稲田俊也向精神薬等価換算より

 

睡眠薬の強さの表はどのようにしてみたらいいか?

睡眠薬の強さは、少量で強く効くものから、多量でもさほど効かないものなどいろいろあります。

この表ですと、下に行くほど少量で強く効く眠剤ということになります。

レンドルミン(ブロチゾラム)、ハルシオン(トリアゾラム)が強く、その次がサイレース(フルニトラゼパム)、エバミール(ロルメタゼパム)ということです。

 

睡眠薬の強さはCPをもとに重さ・容量などをもちいて調節

上記では、睡眠薬の強さでいうとブロチゾラムやトリアゾラムが最高であることを説明しました。

しかし実際には、CPが一致するように錠剤の重さを調節しますので、「結局パッケージあたりの強さはほとんど変わらない」ということになります。

 

 

結局、睡眠薬の強さはあまり意味がない。重要なのは持続時間(半減期)

結局のところ、睡眠薬の強さは大した意味を持っていません。

重要なのは何時間持続するかの違いであって、量でもつよさでもないのです。

とりあえず、自分が何時間寝たいのか、寝る必要があるのか、そういった部分を含めた行動計画で考えましょう。

そのうえで、長期にするのか短期にするのかは個人の判断とお医者さんの判断で決めることになると思います。

 

睡眠薬の種類とピーク時間と半減期、強さをもとにした最高用量の一覧表

商品名 一般名 ピーク時間 半減期 最高用量
超短期
ハルシオン トリアゾラム 1.2 2.9 0.5㎎
アモバン ゾピクロン 1 3.8 10㎎
ルネスタ エスゾピクロン 1 5 3㎎
マイスリー ゾルピデム 0.8 2 10㎎
短期
レンドルミン ブロチゾラム 1.5 7 0.5㎎
リスミー 塩酸リルマザホン 3 10.5 2㎎
デパス エチゾラム 3.3 6.3 3㎎
エバミール/ロラメット ロルメタゼパム 1.5 10 2㎎
中期
ユーロジン エスタゾラム 5 24 4㎎
エリミン ニメタゼパム 3 21 5㎎
サイレース/ロヒプノール フルニトラゼパム 1.5 24 2㎎
ベンザリン/ネルボン ニトラゼパム 2 27 10㎎
長期
ソメリン ハロキサゾラム 5 42 10㎎
ドラール クアゼパム 3.5 36 30㎎
ダルメート/ベノジール フルラゼパム 4.5 23.6 30㎎

 

 

 

 

睡眠薬の種類毎 睡眠導入効果・依存・副作用の強さ一覧表

睡眠導入効果の強さ 依存の強さ 副作用全般の強さ
バルビツール酸系 5 5 5
ベンゾジアゼピン系 3~4 3 3
非ベンゾジアゼピン系 2~3 2 2
メラトニン受容体作動薬 1 1 1
オレキシン受容体拮抗薬 2 1 1

 

メラトニン受容体作動薬ロゼレム(ラメルテオン)は武田薬品工業の開発した睡眠障害治療薬ですが、どうにも効果が弱いような・・・使い方次第なのでしょうか。

オレキシン受容体拮抗薬ベルソムラ(スボレキサント)は効果は人によって異なるように思います。

凄く効く人もいれば、そうでもない人もいる。

とりあえず上記二つは、ベンゾジアゼピン系など他のクスリと一緒に使うことが良いのかもしれません。

 

なお、バルビツール酸系は手術時などに利用するためのもので、一般的には処方しません。依存性・副作用が強すぎますので。

 

 

 

 

なお、上記の睡眠薬の種類と強さ、半減期などに関する表ですが、最善の注意を払っていますが、記載間違い、時代の変化などによって数値が変更になる場合などがありえます。

最新のデータに関しては、各薬品に添付されている文書などを確認していただきますようお願いいたします。