あかちゃんのウンチは腸内フローラ改善に最適?
ウェイク・フォレスト・バプテスト・医療センター(Wake Forest Baptist Medical Center)によると、
「赤ちゃんのウンチにはガンや糖尿病、肥満、自己免疫疾患などを防ぐ効果があるかもしれない」とのことです。
Baby poop ‘cocktails’? NC researchers discover dirty diapers could help fight off cancer
あかちゃんのウンチは消化管の環境を改善させ、短鎖脂肪酸(※1)の生成を促し、人間が健康に生活する助けになるというのだそうです。
※1 Short-chain fatty acid/SCFA/短鎖脂肪酸・・・炭素数6以下の脂肪酸。酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、酪酸、イソ吉草酸、吉草酸、カプロン酸。このうち人間の場合は短鎖脂肪酸はおもに酢酸、プロピオン酸、酪酸。
赤ちゃんのおむつ由来の成分が、未来のプロバイオティクス食品に応用可能なのではないか?
という研究がマジメに行われているそうで・・・
世界中の研究者の笑いを誘っているのだそうですw
以下は引用記事とは無関係です。個人的な感想です。
でも、彼らは本気です。まちがいなく。
さいきん、耳にしたことがある人もいるかもしれませんが
腸内細菌のあつまり(腸内フローラ)のバランス改善がダイエットにも性格改善にも有効
という研究が本気でされています。
私たちの腸のなかには100兆個以上の腸内細菌がいるといわれています。
その腸内細菌が、すごく適切なバランスでいてくれると、人間は健康でいられる。
けれど、それが崩れると肥満や糖尿病になりやすくなる・・・
もっというと、ガンにもなりやすくなる。
そんなふうに言われています。
さらには腸内フローラが崩れると性格も攻撃的になるんじゃないか??
・・・そんなことも最近盛んに研究されるようになっています。
これはある意味で当然で、なぜ今まで誰も気づかなかったのだろう?と個人的には思います。
たとえば向精神薬などの中には菌による分解を経た成分などもあります。(麦角菌によるLSDなど)
もっと簡単な例でいうと、マジックマッシュルーム(幻覚キノコ)なども菌による幻覚剤の一例です。
ですから、人間の体内で変な菌が増え過ぎれば、その菌が死んだ後の成分を腸管から吸収することで性格に変化が起きてもおかしくない・・・と思います。
つまり、腸内フローラっていうのはとっても大事なんです!
ダイエットのためにも
生活習慣病の予防のためにも
そして性格を穏やかにしておくためにも
腸内のバランスを良くしておくのはとても大切!
とりあえず、腸内の細菌環境がめちゃめちゃに崩れた人は、健康な人の糞便汁を肛門から入れて、腸内フローラを改善さえたりします・・・
・・・他人のウンチを体内にいれるとか、考えられますか?
個人的にはめっちゃめちゃ抵抗感があります。。。
そこまで腸内のバランスが崩れてしまう前に、とりあえず私たちができることをした方が良いと思います。
自分たちが腸内フローラを改善するためにできることは
レジスタントスターチ(でんぷん性食物繊維)と、非でんぷん性食物繊維、オリゴ糖のバランスのよい摂取です。
でんぷん性食物繊維は、簡単にいってしまうと小腸の酵素で分解されにくいでんぷんです。
雑穀、コーンフレーク、バナナなどを採りましょう。
非でんぷん性食物繊維は、簡単にいうとお野菜です。
葉物野菜を中心にとりましょう。
男性なら19g/日、女性なら17g/日の摂取が推奨されています。
オリゴ糖は、あまりごちゃごちゃ考えずにいて良いと思います。
いろいろと論文は出ていますが、何が本当かはまだよくわかってないと思います。
もしどうしてもオリゴ糖を集中的に摂取したいなら、サプリメントなどで摂取してもいいかもしれません。
ヤクルトとかヨーグルトをとってもいいと思います。
その際は、生きて腸にとどく~みたいな謳い文句は無視して大丈夫・・・だそうです。
生きて届こうが届くまいが関係ない、もともと人間の体内にいる菌が活動的になることが重要、という主張をしている人がいます。
「生きた菌が腸まで届くから健康になれるわけではないんです」(光岡知足インタビュー②)
とりあえず、規則正しい生活をとって、ちゃんと脂質よりも野菜の多い食事をして、発酵食品を食べていたら大丈夫だと思います。
うんちの移植を受けないためにも、頑張って食生活を改善していきましょう!(笑)