チュビファーストのほつれ止め・固定にはメピタックがおすすめ
先日おすすめさせていただいたアトピー治療用チューブ包帯チュビファースト
ウェットラップ療法に非常にお勧めできる商品なのですが、端のほつれが気になる方もいらっしゃると思います。
かくいう自分もそうです。
公式な方法では折り返して利用すればいい、という解説もされていたのですが、それだとごわごわするし、内側のチュビファーストが上がっていってしまって微妙に不快な感じもします。
どうにかして固定したい・・・と思って利用したのがこちらの商品
メピタック(Mepitac)です。
このメピタック、特殊な素材でできているため、チュビファーストに直接貼って固定してもベタベタしません。
貼って、はがして、また使うこともできます。
チュビファーストと同じくアレルギー反応などを起こしにくい工夫がされているので、アトピーの方にも利用しやすいはずです。
とても使いやすい商品になっており便利です。
今回はこのメピタックについて解説します。
メピタックとは?
メピタックとは、医療用のシリコン素材でできた固定テープです。
特殊な編み方で軟らかくつくられており、しっかりと張り付くようにできています。
しっかりと貼り付くいっぽうで、皮膚接触面にはセーフタックという粘着技術が使われており、はがしやすく貼りやすい、組織を痛めにくいテープとなっています。
メピタックの構造
メピタックはテープ部、皮膚接触部、背面フィルムでできています。
- テープ部には特殊な編み込み方をした繊維を使用
- 背面フィルムには防水性と通気性を持たせ
- 皮膚接触面にはセーフタック粘着技術を採用
しています。
メピタックのセーフタックテクノロジー
メピタックに採用されているセーフタックテクノロジーは、メンリッケヘルスケアが特許を取得している技術になります。
このセーフタックテクノロジーは、患部にしっかりくっつきながら、それでいて取り外す時には表皮を傷つけないようにはがれてくれます。
シリコンを使用した粘着技術ですので、今までのテープ素材と違ってはがしてもべとべと感が残らず、非常に便利なものです。
メピタックは老人や乳幼児にこそおすすめ
メピタックはシリコン固定テープですから、テープの化学物質によるかぶれなども起きにくく、皮膚に優しい固定テープとなっています。
老人、乳幼児などにも使われてきており、多くの肌の弱い人の味方になってきました。
メピタックは毛深い人にもおすすめ
メピタックは一般的な化学的な粘着力を期待されているテープではありません。
ですから、ベタベタすることなく、毛を巻き込んだりすることもまずありません。
むしろ、毛などにはくっつきにくいのが難点ですが、逆を言えば、毛深い人でも剥がすときに痛くなく、お勧めだと思います。
メピタックの使用方法
メピタックを使用するときは、まず皮膚を清潔な状態にしておきます。
そのうえで
1.メピタックを取り出して、適当な長さに切る。
2.メピタックを張り付ける
3.剥離フィルムからテープをはがす
このとき、メピタックを伸ばさないように利用することがコツになります。
メピタックはほとんどどこにでも貼りつく
メピタックは体のどの部位に使用しても、大体の場所ではしっかり密着してくれます。(頭髪など毛の多いところは無理ですが)
貼り方さえ間違えなければ、非常に便利なテープです。
かぶれたりすることも少なく、利用価値の高いテープとなっています。
チュビファーストの固定用だけでなく、他の用途にも幅広く使えるメピタック
災害時の備えなどに良いんじゃないかと思います。