フルニトラゼパム 1㎎ 『アメル』について(共和薬品のジェネリック)
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)の薬効は？
フルニトラゼパム『アメル』1㎎の薬効分類は催眠鎮静剤、抗不安剤となります。
簡単に言えば、睡眠薬(眠剤)、精神安定剤です。
フルニトラゼパム『アメル』1㎎ (共和薬品のジェネリック)の規制区分は？
フルニトラゼパム『アメル』1㎎の規制区分は
- 向精神薬
- 習慣性医薬品
- 処方箋医薬品
となります。
医師の指導のもと、しっかり管理された状態で使用されることを前提としています。
余ったフルニトラゼパムをあとから纏めて飲むなどの行為は絶対にやめましょう。
フルニトラゼパム『アメル』1㎎の製造販売元は？
フルニトラゼパム『アメル』1㎎の製造販売元は共和薬品工業株式会社です。
なお、共和薬品工業の『アメル』はあくまでもブランド名であり、薬剤の名前ではありません。
有効成分のフルニトラゼパムというのが薬の名前と考えてください。
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)の薬価および先発薬
フルニトラゼパム『アメル』1㎎の薬価は5.6
フルニトラゼパム『アメル』1㎎の先発薬は
- サイレース錠1㎎ (エーザイ) 薬価12.6
- ロヒプノール錠1 (エーザイ) 薬価12.6
となります。
フルニトラゼパム『アメル』1㎎はジェネリックですので先発薬に比べてかなりお安くなっています。
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)の形状、および貯蔵方法は？
フルニトラゼパム『アメル』1㎎は割線入りフィルムコーティング錠となっています。
また、貯蔵方法は遮光機密容器にて室温保存で大丈夫です。
冷蔵庫に入れたりせずに、室温で問題ないとされています。
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)の効能・効果
フルニトラゼパム『アメル』1㎎の効能・効果は不眠症、麻酔前投薬となっています。
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)の副作用
フルニトラゼパム『アメル』1㎎のおもな副作用は
- 依存症
- 刺激興奮・錯乱
- 呼吸抑制・炭酸ガスナルコーシス
- 肝機能障害、黄疸
- 横紋筋融解症
- 悪性症候群
- 意識障害
- 一過性前向性健忘、朦朧状態
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)のその他の副作用は
- ふらつき、眠気、頭痛、めまい、頭がボーッとする、運動失調、頭重、失調性歩行、不快感、焦躁感、不安感、しびれ感、耳鳴り、動作緩慢、酩酊感、振戦、構音障害、記憶力の低下
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDHの上昇
- BUNの上昇
- 白血球減少、血小板減少、貧血
- 動悸、血圧低下
- 口渇、食欲不振、胃不快感、下痢、便秘、腹痛、嘔吐、舌のあれ、胸やけ、流涎、口の苦味
- 発疹
- 倦怠感、脱力感、尿失禁、発汗、いびき、顔面潮紅、顔面浮腫、頻尿、排尿困難
- その他
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)の妊婦への使用について
フルニトラゼパム『アメル』1㎎の妊婦への使用は投与しない方がいいとされています。
奇形児が生まれるリスクが有意に高い
口唇裂、口蓋裂等が対照群と比較して有意に多い
新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。
分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状
授乳婦に投与する場合には授乳を避ける。ヒト母乳中へ移行
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)の子供への使用は
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)の投与をやめた方がいい者
衰弱患者
高齢者
心障害を抱える患者
肝障害
腎障害
脳に器質的障害を持つ者
妊婦、妊娠している可能性のある者
子供
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)の用法・容量
通常、成人は一回
就寝前または手術前に0.5～2㎎を経口投与
年齢、症状、体格などで適宜増減
高齢者には1回1㎎まで。
フルニトラゼパム『アメル』1㎎(共和薬品のジェネリック)の使用にあたっての注意
不眠症においては、寝る直前に飲むこと。
睡眠途中に起きて仕事をする可能性がある場合には服用しないこと。